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【中小企業向け】会計ソフトのクラウド化を成功させるためのクラウドサービス選択のポイント

2017.03.14

「 今さら聞けない!クラウドの“超”基本と、中小企業にとってのメリット 」では、自社でサーバーを用意する必要がなく運用の手間もないクラウドサービスは、中小企業こそ活用すべき!ということを解説しています。では実際に、「会計ソフトや販売管理ソフトなどの業務ソフトをクラウドで運用したい」という場合にはどのようなサービスを選べば良いのでしょうか?
そこで今回は、インターネットサービスで有名な ビッグローブ株式会社 さまに、業務ソフトの運用に適したクラウドサービスを選ぶ際のポイントをお伺いしました。
〔取材協力:ビッグローブ株式会社〕

クラウドサービス選びで失敗しないための4つのポイント

最近では中小企業でも、パソコンの買い替え時や、オンプレミス(物理サーバー )のリース契約終了時、ソフトのバージョンアップの際などに、万一の災害対策に備えたBCP対策として、クラウド化を検討されるケースが増えてきています。特に、クラウドストレージなどのファイルの保存、共有サービスは、運用の容易さから気軽に導入されています。

一方、会計ソフトなどの業務ソフトのクラウド化は、相対的に遅れている傾向が見られます。その主な要因として、中小企業では社内にIT運用管理の専任者が不在のため、総務・経理部門が兼務されていることが多く、そもそも十分な情報収集ができていないという状況があります。弊社へのお問い合わせの中でも、
「クラウドって本当に安全なの?」
「システム障害で業務が止まるような状況になっては困る」
といった不安の声をよくお聞きします。

BIGLOBEサービスロゴ

そこで、クラウドサービス選びで失敗しないための4つのポイントとあわせて、弊社サービス『 BIGLOBEクラウドホスティング 』をご紹介します。

①安定動作で、ご利用ソフトウェアの動作確認済みであること

会計ソフト、販売管理ソフトは、基幹業務の中でも最も重要なもののひとつですから、システム障害で業務が止まるような状況になっては大変です。したがってクラウドサービスを選ぶ際には、まずは動作が安定していることが絶対条件となります。

SLA

クラウドサーバーの安定稼動の指標として、各事業者が公表しているSLA(サービス品質保証)を確認してください。例えば、月間サーバー稼働率SLA99.99%以上  をうたっているサービスは、稼働率が99.99%を下回った場合には利用料金の一部を返金する、という対応をとっています。この数値が高いサービス事業者は、それだけ安定運用を保証しているということになります。

 SLA99.99%
月間サーバー稼働率 = (月間総稼働時間 - 累計障害時間) ÷ 月間総稼働時間 × 100

また、サーバーの安定稼働に加えて、実際に自社が使いたいソフトウェアの動作実績があるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。いざ契約して導入してみてから、何らかの理由で「正常動作しない」と気づいても手遅れです。

『BIGLOBEクラウドホスティング』は、インターネット黎明期からプロバイダ事業で蓄積したノウハウを活かし、SLA99.99%の安定稼働を保証します。また、代表的な業務ソフト(※)の動作確認を行っており導入実績も多数あるため、安心してご利用いただけます。

②料金体系がわかりやすいこと

クラウドサーバーの利用料金は、通常、「月額固定」と「従量制」の2種類から選べます。従量制は、利用時間に応じた料金体系で短期利用の場合に適していますが、業務ソフトは継続的にご利用されるものなので、月額固定を選ばれると良いでしょう。

注意していただきたいのは、基本料金に加えて、ネットワーク転送料を追加課金するサービス事業者もあることです。データのアップロードまたはダウンロードに応じて、料金が追加されてしまいます。また海外のサービス事業者には、クレジット決済のみしか対応していない場合もあり、ドル建てになるため、為替レートによる利用料金の変動もあります。基本料金は安く見えても、追加料金で当初の想定を超え、出費がかさんでしまっては大変です。わかりやすい料金体系のクラウドサービスを選ばれることをお薦めします。

『BIGLOBEクラウドホスティング』は、ネットワーク転送料は無料、利用に応じて料金が変動することはありません。請求書による翌月請求、翌々月払いと従来の日本の会計処理に対応しております(クレジット決済にも対応)。

③強固なセキュリティ対策が整備されていること

クラウドサービスは、インターネットを通してデータセンターにあるサーバーにアクセスし、利用するものですので、適切なセキュリティ対策が必要となります。不正アクセス防止のため、ファイアウォールオプション、ウイルス対策などのメニューが用意されているかご確認ください。クラウドサーバーのセキュリティ対策はお客さまご自身で、選択・実施していただく必要がありますが、サービス事業者が推奨、動作確認済のセキュリティ対策が用意されていれば安心して利用できます。

『BIGLOBEクラウドホスティング』は、震度7耐震構造建物、免震装置災害対策など、二重三重のリスク対策を施したデータセンターで管理されております。また、DDoS攻撃(分散型サービス拒否)などを対策できる基盤を提供しており、さらに、ファイアウォールオプション、ウイルス対策などのメニューを用意しています。

④安心して相談できるサポート体制があること

BIGLOBEサポート

たとえば、クラウドサーバーで運用している会計ソフトに動作の問題が発生した場合、会計ソフトの問題なのか、クラウドサービス基盤の問題なのかを迅速に確認する必要があるため、サポート体制が重要なポイントになります。特に、社内に専任のIT担当者がいない中小企業にとって、いざというときすぐに頼れる窓口があるサービスかどうかは大きな選定基準となるでしょう。

『BIGLOBEクラウドホスティング』は、クラウドサービス専用の電話サポート窓口がありますので、万一の場合に迅速な連絡手段があり、安心してご利用いただけます。サポート料金は、サービスの利用料金に含まれています。


『BIGLOBEクラウドホスティング』

BIGLOBEクラウドホスティングは、SLA(サービス品質保証)99.99%安定の「国産クラウド」です。ネットワーク転送量も無料の月額固定料金です。DDoS攻撃(分散型サービス拒否)などを対策できるサービス基盤に、ファイアウォールオプション、ウイルス対策ソフト他、豊富なセキュリティメニューを用意しています。
弥生シリーズなど業務ソフトのクラウド化をご検討の際は、 「 BIGLOBE 法人コンタクトセンター」にお電話ください。専任の技術スタッフがクラウドに関するお問い合わせやお見積りにお答えします。 Webでのお問い合わせは こちら 。

BIGLOBE電話

著者:柴野 澄子(しばの すみこ) ビッグローブ株式会社 法人サービス事業部

「BIGLOBEクラウドホスティング」のサービス企画・販売促進・プロモーション担当。
(注) 本記事に掲載された社名、商品名、サービス名、ロゴマークは各社の商標または登録商標です。


(※) 弥生ネットワーク (弥生会計ネットワーク/弥生販売ネットワーク)は、 BIGLOBE クラウドホスティングでの動作を確認済みです。

この記事の著者

弥報編集部

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