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メディアに自社のことを知ってもらいたい!「プレスリリース配信サービス」を活用して自社をアピール

2017.03.06

メディアに自社のことを知ってもらいたい!「プレスリリース配信サービス」を活用して自社をアピール

自社の製品やサービスをテレビや雑誌といったメディアに取り上げてもらうべく、情報発信する手段が「プレスリリース」です。しかし、プレスリリースを作成してもそれをメディアへ届ける手段がありません。たとえツテがあったとしても、それだけでは一部のメディアだけで広く行き渡ることはありません。そこで利用したいのが「プレスリリース配信サービス」です。どんなサービスでどのように活用したらいいのか、サービス会社の紹介とともにお話します。

ネタを探している人たちに自社の情報を届ける「プレスリリース」

自社の製品やサービスをお客さまに認知してほしい場合、「今日から始めるインターネット集客」のシリーズでも紹介したように、ホームページを立ち上げたり、SNSを利用して拡散したり、インターネット広告を使ったりといった手法があります。これだけでも十分効果がありますが、より一般の人に目に触れるチャンスがあるのがメディアへの露出です。

テレビをはじめ、ラジオや新聞、雑誌などで自社の製品やサービスが紹介・掲載されれば、インターネットを利用しない人にも届きますし、それらを見た人たちが、SNSなどでさらに情報を拡散する可能性もあります。

メディアに自社の情報を紹介・掲載してもらうには、どうすればよいのでしょうか? 1つの手法は、メディアに広告を出したり、新聞に折り込みチラシを入れたりすることです。しかし、これらは膨大な費用がかかるため、小規模事業者には難しいかもしれません。

オススメなのは、番組スタッフや記者、編集者などメディアに関わっている人たちに自社の情報を提供し、番組内で紹介してもらったり、記事として掲載してもらうことです。これなら、広告より費用がかからずにメディアで情報を発信してもらえます。

では、どうしたらメディアの人たちに自社の情報を伝えられるのでしょうか? メディアに携わる人たちは、常にアンテナを張って情報を収集し、自分たちのメディアに合致したネタの中から、視聴者や読者が興味をひくものをピックアップしています。それらを番組内で紹介したり、記事として掲載したりしています。

彼らが情報を収集するネタ元の1つに、企業が発信するプレスリリースがあります。プレスリリースは自社の情報をメディアへ向けて紹介する文書で、新製品が出たときや新サービスの開始、店舗のオープン、イベントの開催などはもちろん、自社製品の売れ行き、自社製品にまつわる調査など特に決まりはなく、伝えたいことを発信できます。

新製品やサービスの発表はもちろん、メディアに伝えたい情報をプレスリリースとして発信する
新製品やサービスの発表はもちろん、メディアに伝えたい情報をプレスリリースとして発信する

ただ、プレスリリースを作成して自社のホームページに掲載しても、大手企業以外がメディアの人たちに見てもらうのは簡単ではありません。そのため、自分たちから各メディアに情報を届ける必要があります。

数多あるメディアへプレスリリースを届けてくれる配信サービス

そこで利用したいのが、ドリームニュースやValuePressといった「プレスリリース配信サービス」です。プレスリリース配信サービスとは、各企業のプレスリリースを、メディア関係者が登録したメールアドレス宛に自動配信するサービスです。昔はプレスリリースといえばFAXで送っていましたが、いまはメールが主流となり、部署単位だけでなく人単位に届くので、プレスリリースが目に触れる機会が格段に増えています。

配信サービスに登録しているメディア関係者へメールでプレスリリースが届く。これにより、メディア関係者はリリースを探しにいくことなく情報を受け取れる
配信サービスに登録しているメディア関係者へメールでプレスリリースが届く。これにより、メディア関係者はリリースを探しにいくことなく情報を受け取れる
全国や地方の新聞社、雑誌はもちろん、テレビ局やインターネットメディアなど幅広いメディアへ配信してくれる

また、プレスリリースの書き方や配信のタイミングなどのアドバイスをしてくれるところもあります。PR会社に頼めば、そのあたりのノウハウを持っているので、アドバイスを受けられます。しかし、そもそもPR会社に頼んでいれば、メディアへの配信も考慮されています。PR会社に頼む費用はないけれど、プレスリリースを配信したいときに、このサービスを利用すると費用が抑えられ効果も期待できるのです。ちなみに、PR会社もこのサービスを利用することもあります。

とはいえ、プレスリリースがメディアに届けばすぐ取り上げてくれるとは限りません。たくさんの情報の中から選ばれなければならないためです。そのあたりが、掲載されることが決まっている「広告」と違うところです。しかし、紹介(記事化)してもらえれば、掲載費は0円で済みます。

大企業であろうと小規模事業者であろうと、番組や記事として「ネタ」になるか否かが判断基準です。ですので、取り上げられやすいプレスリリースをつくることが重要になってきます。

プレスリリースに関しては、「取材も殺到?話題づくりのプロから学ぶ、中小・小規模事業者のための『PR』入門」を参考にするとよいでしょう。

自社のアピールに合った配信サービスを選ぼう

プレスリリース配信サービスを利用するメリットは、メディアへ直接リリースが届くだけでなく、リリースがネット上に蓄積されていく点にあります。蓄積されていることで、リリースを配信したものの、すぐに反応がなかったとしても、検索されてリリースにたどり着く機会があります。メディア関係者は常にネタ探しをしていますので、拾われるチャンスが生まれてきます。

そんな、プレスリリース配信サービスをいくつか紹介しましょう。

ドリームニュース

ドリームニュース

30日間、10,000円で配信回数制限なく利用できる価格の安さが魅力なのが「ドリームニュース」です。配信先メディアは7,000以上で、大手新聞社やポータルサイトへのリリース転載も行っています。

配信先は48のカテゴリの中から最大5つのカテゴリを選択。原稿作成代行サービスやプレスリリースが記事化されたか否か調査するサービスも別途有料で用意されています。面白いのが、ブロガーに記事化してもらうオプション(有料)があること。ドリームニュースのモニター会員にリリースへのリンクやリリース文をそのままブログへ掲載したり、体験談や感想を織り交ぜて紹介してもらったりすることで、認知度や口コミによる拡散が期待できます。

参考:ドリームニュースについて

参考:配信先メディア

ValuePress!

ValuePress!

無料で利用できるプランが用意されているのが「ValuePress!」です。無料プランは、一部メディアへ配信するというお試し的なサービスですが、SNSでも拡散してもらえるので、配信サービスを体験するにはオススメです。

ValuePressの特徴は、プレスリリース原稿を作成してくれるプランがあること(1回30,000円から)。必要な情報を提供すると、約3営業日で仮原稿を提出してくれます。また、最大10メディアですが、配信から1週間、記事掲載のフォローをしてくれるサービスもあります。配信先メディアは約1,000。記事の掲載先や記事が見られた数などの効果測定も可能で、定期的にプレスリリースの書き方講座も実施しています。プレスリリースを配信したことのない企業にオススメです。

参考:ValuePress!の特徴

参考:配信先メディア一覧

@Press

@Press

「記事になりやすさNo.1」を謳う「@Press」は、配信するプレスリリースに対して「必要な情報が掲載されているか」「誤字脱字はないか」といったチェックをしっかり行っており、プレスリリース作成に不慣れな小規模事業者でも安心です。

また、配信先もその都度決めるため、必要とされるメディアへ確実に配信されるのもポイントです。配信先のメディアは約8,500で、大手新聞社のほか主要ポータルサイトなどに転載したり、SNSでの拡散もサポートしたりしてくれます。ネットや新聞・雑誌でどの程度掲載されたかを調査するプランもあり、今後のプレスリリース作成に活かせる仕組みも用意されています。

参考:@Pressサービスの特徴

参考:配信可能メディア

PR TIMES

PR TIMES

プレスリリース配信サービスの最大手「PR TIMES」。上場企業の約30%が利用しているほか、プレスリリースを受け取る立場のメディアもプレスリリース配信に利用するほど、信頼度が高いのがポイント。12,000ものメディアの中から厳選して配信したり、リリースを主要新聞メディアやポータルサイトへ転載したり、すべてのリリースをSNSでも配信したりするなど、リリースの拡散性が高いのも特徴です。 毎月プレスリリースを配信する数が少ない企業は、従量制(1回30,000円)がオススメ。

参考:PR TIMESのサービス内容

参考:パートナーメディアの資料

News2uリリース

News2uリリース

メディアに携わる記者や編集者、ライターだけでなく、ブロガー(個人が情報発信しているサイト運営者)にも配信されるのが「News2uリリース」です。近年、ネットにおけるブロガーの影響力は大きく、企業も積極的に活用するなど侮れない存在となっています。

そういった人たちにも届くことで、メディアでは取り上げられなくてもブロガーに響くプレスリリースを配信できれば、SNSを含めて口コミ的に拡散する可能性があります。プレスリリース作成に関してもテンプレート(雛形)が用意されていて、専門スタッフによる原稿チェックやアドバイスも受けられます。1回25,000円からで、FAXでの配信もサポートしています。

参考:News2uについて

参考:配信先メディアリスト

各プレスリリース配信サービスの比較

 ドリームニュースValuePress!@PressPR TIMESNews2uリリース
メディア数
配信メディア7,000以上10,000以上8,500以上12,000以上2,000以上
転載メディア約3970以上80以上20以上約25
料金プラン
10円~(通常は30,000円~)30,000円30,000円25,000円
月契約10,000円/30日80,000円/月80,000円/月150,000円/月
半年契約75,000円/月75,000円/月
年間契約100,000円/360日70,000円/月70,000円/月70,000円/月100,000円/月
料金プランの詳細詳細詳細詳細詳細詳細

一口にメディアといっても、テレビやラジオ、全国紙の新聞・雑誌だけではありません。ローカル局や地方紙の新聞・雑誌、さらにインターネットでは多くの人に影響を与えるブロガーと呼ばれる人たちも対象になります。例えば、地域に密着した店舗やサービスの場合、地元の新聞や雑誌、ローカル局、ブロガーの人たちに取り上げられた方が、足を運びやすいので効果的です。また、専門誌のような企業の人がよく見る新聞や雑誌に掲載されれば、企業からのオファーがあるかもしれません。このように、ターゲットとなるメディアに届くか否かもサービスを選ぶポイントとなってきます。

メディア側に携わる筆者として、たくさんのプレスリリースの中から選ばれるアドバイスがあるとすれば、まずタイトルのつけ方が挙げられます。プレスリリース配信サービスは基本的にメールで配信されるため、最初に目に飛び込んでくるのがタイトルになります。1日に数百通以上届く人にとって、一つひとつメールを開封して内容は確認しません。そのため、いかにタイトルで興味をひかせ開封させるかが勝負になります。

このように1日に大量のプレスリリースが送られてくるため、まず目にするタイトルを工夫しないと、中身を確認してもらえない可能性がある

このように1日に大量のプレスリリースが送られてくるため、まず目にするタイトルを工夫しないと、中身を確認してもらえない可能性がある

また、配信サービスによっては、ジャンルやキーワードによって受信するリリースを自分が必要なものだけに絞ることができます。このため適確なジャンルに設定したり、キーワード設定されやすい言葉を入れ込んだりして、情報を必要としているメディアの人たちに届くようにしましょう。

プレスリリース配信サービスは、たとえ定期的にプレスリリースを作成することはなくても、メディアの人たちの目に触れるだけで記事になる可能性がありますので、発信する際はぜひ利用するべきサービスといえます。

この記事の著者

飯島 範久(いいじま のりひさ)

フリーの編集・ライター。1992年にアスキー(現KADOKAWA)へ入社し『DOS/V ISSUE』や『インターネットアスキー』『週刊アスキー』などの編集に携わる。2015年に23年務めた会社を辞めフリーとして活動開始。PCやスマホはもちろん、ガジェット好きで各種媒体に執筆している。

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