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【Word活用術】Wordで文書に行番号を表示する【第18回】

2020.08.07

著者:上田 朋子

ご存じでしたか?Wordで作成した文書には、かんたんに行番号を付けることができます。資料に行番号が振ってあれば、打合せのときに「詳細は資料の2ページの8行目以降にあるので、詳しくはそちらを~」とサラッといえて、スマートですよね。

行番号は1行ごとにふるだけでなく、5行ごと、10行ごとなど自由に指定ができます。
まずは1行ごとに行番号をふる方法をご紹介しましょう。

早速はじめましょう

まずは、リボンの「レイアウト」タブにある「行番号」をクリックし、「連続番号」をクリックします。
この操作だけで、行の左側に行番号が表示されます。

でも、見出しなど特定の段落に行番号を振りたくないときもありますよね。例えば、サンプルの文書のように1行目はタイトルなので行番号はいらないというケース。そんなときには、以下のようにして行番号をつけない指定をします。

(1)行番号を外したい行のどこかにカーソルをおく
(2)「レイアウト」タブの「行番号」をクリックし
(3)表示された機能一覧から「現在の段落には番号を振らない」をクリック

以上の操作で、カーソルのある行は行番号が表示されなくなります。

次に、5行ごとに番号を振りたい場合の操作を紹介します。
「行番号」をクリックして表示される一覧から、「行番号オプション」をクリックします。

「ページ設定」ダイアログボックスの「その他」タブが表示されるので、下の方にある「行番号」をクリックします。

「行番号」ダイアログボックスが表示されたら
(1)「行番号を追加する」にチェックを入れ
(2)「行番号の増分」を5に設定
(3)「OK」をクリック

※この「行番号」ダイアログボックスでは、行番号の設定が一括でできます。

以上の操作で行番号が5行ごとに表示されます。

《補足》

以下の画像のように、行番号は表や図にはふられませんのでご注意ください。

全ての人が使う機能ではないですが、そんな機能もあるんだなぁと、少しWordを見直してくださるとうれしいです。

この記事の著者

上田 朋子(うえだ ともこ)

株式会社システムプラザソフィア代表取締役。マイクロソフト認定トレーナーとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得講座の講師実績多数。また職業訓練校として、パソコン初心者をたった3カ月でMOS取得まで導く分かりやすい指導方法にも定評がある。弥生認定マスターインストラクター。静岡県は清水に生を受けて50有余年、清水っ子の血が騒ぐ港祭が生き甲斐。知らない土地に出掛けたら、その土地の味噌・醤油を買うのが幸せ。

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