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もっとできる経理になる!「弥生検定」でスキルアップを目指そう

2018.03.27

著者:弥報編集部

もっとできる経理になる!「弥生検定」でスキルアップを目指そう

普段から弥生製品を使っていて、その操作や知識レベルを確かめてみたい、と思ったことはありませんか。新人への指導や、他部署の社員から経理の相談を受けたとき、迷いなく自信を持って答えられるといいですよね!また、「今の業務に必要な基本操作はできているけど、もっと経理全体を理解したい」「より責任のある業務を任されるようになりたい」といったスキルアップを目指すなら、まず自分のレベルを客観的に知ることが大切です。そんなときは、弥生会計・弥生給与の認定試験「弥生検定」に挑戦してみてはいかがでしょう。

弥生検定ってどんな検定?

経理の資格としては、日商簿記検定が有名ですが、経理の実務では会計ソフトを使うため、簿記の資格を持っているだけでは即戦力にならない場合があります。例えば弥生製品を導入している企業の経理の求人には、「弥生会計が使える」という条件が記載されていることがよくあります。しかし、実務で使っていても、どの程度使えるのかは、人によって差があるのが実情です。

こうした場合に、もし弥生検定の資格を持っていれば、即戦力としての経理知識と、弥生製品を使いこなせるスキルを証明することができるのです!

これまで

  • 経理事務職を希望する方(職業訓練校やパソコンスクールなどで講義受講)
  • 経理や会計を専門学校で学んでいる方
  • 転職活動中の方
  • 税理士、会計士を目指す方
  • 職業訓練校やパソコンスクールの講師の方
  • 会社の経理担当の方

など、様々な方が受験しています。

弥生検定には、弥生会計のスキルを証明する「弥生検定 パソコン経理事務」と、弥生給与のスキルを証明する「弥生検定 パソコン給与事務」の2種類、それぞれ「中級」「上級」の2段階があります。試験では、実務と同じようにパソコンで弥生製品を操作して、その結果を回答するので、実践的なスキルが測定できます。

例えば、「弥生検定 パソコン経理事務」中級で出題されるのは「現金・預金取引に関する経理処理」「帳簿の用途や記載内容の理解」「経費項目に関する基礎知識と経理処理」などの経理事務に関する知識や理解と、さらに「弥生会計を使用して日々の入力業務を行う際の機能や操作の知識」や「操作問題用の会計データ(製造業を除く)を利用して、各種証ひょうをもとに、日次取引を入力処理した後、設問の金額を弥生会計から読み取って解答する」といった弥生会計の機能と操作にまつわるものとなっています(出題範囲の詳細については以下から確認してください)。

弥生検定 パソコン経理事務 中級弥生検定 パソコン経理事務 上級
使用ソフト弥生会計 プロフェッショナル(毎年4月1日時点での最新バージョン)
出題範囲出題範囲はこちら出題範囲はこちら
問題数全22問
・知識問題 21問
・操作問題 1問
(入力等操作指示数 15件)
(解答入力数 18項目)
全27問
・知識問題 26問
・操作問題 1問
(入力等操作指示数 19件)
(解答入力数 19項目)
試験時間60分90分
受験料(税込)5,400円(税込)8,100円(税込)
合否判定100点中70点以上が合格100点中70点以上が合格
受験資格特にありません。どなたでも受験できます。
(弥生会計の基本的な操作が必要)
 弥生検定 パソコン給与事務 中級弥生検定 パソコン給与事務 上級
使用ソフト弥生給与(毎年4月1日時点での最新バージョンを使用)
出題範囲出題範囲はこちら出題範囲はこちら
問題数全19問
・知識問題 18問
・操作問題 1問
(解答入力数 8項目)
全25問
・知識問題 24問
・操作問題 1問
(解答入力数 11項目)
試験時間60分90分
受験料5,400円(税込)8,100円(税込)
合否判定100点中70点以上が合格100点中70点以上が合格
受験資格特にありません。どなたでも受験できます。
(弥生給与の基本的な操作が必要)
※いずれの試験も団体受験では受験割引チケットを事前購入することにより、受験料10%引きの団体割引料金が適用されます

会計・給与ともに上級から受けることもできますが、上級は問題数が多く試験時間が長いので、まずは試験に慣れるためにも、中級から受けることをオススメします。

弥生検定を受けるメリット

資格を取得することで弥生製品が使えることを証明できるのはもちろん、経理や給与の実務を習得できるため、企業にとっての即戦力となれます。さらに弥生検定を受験することにより、自分のスキルを客観的に評価できるというメリットがあります。そのため企業においては、人材採用や評価の目安、従業員のレベルアップの目的として活用することができます。

受験者のメリット企業・教育機関のメリット
・    自分のキャリアを証明できる
・    スキルアップできる
・    就職に資格を活かせる
・    採用条件をアップできる
・    従業員のレベルを上げられる
・    求職者のスキルレベルを把握できる
・    人材採用のミスマッチを避けられる
・    人材育成事業に役立てられる

合格者の声

では、実際、弥生検定を受験された方たちにどのようなメリットがあったのでしょうか。合格者に話を聞いてみました。

では、実際、弥生検定を受験された方たちにどのようなメリットがあったのでしょうか。合格者に話を聞いてみました。

「会社の経理事務がより詳細に分かるようになりました。後輩が入ってきたときなどにも、適切なアドバイスができるのではないかと思います」(30代・女性・経理担当)

「就活のときは、事務所の先生方は私が弥生検定の資格を持っていることで、弥生のソフトを使いこなせる人だと理解していただけました」(40代・女性・会計事務所勤務)

「弥生検定は実務が分かっていないと合格できない試験です。今まで簿記などを座学で勉強してきましたが、それだけでは通用しない。さらに幅広い知識が得られるのではないかなと思います」(30代・男性・税理士を目指して勉強中)

弥生検定に合格するには、どんな勉強をすればいい?

弥生検定は、実務の流れに沿った出題なので、会社で弥生会計や弥生給与を使っている方であれば、それほど気負わなくても大丈夫。ソフトの基本操作に加えて、経理事務の実務知識(「弥生検定 パソコン給与事務」の場合は給与・賞与計算処理の実務知識)が必要になるので、対策テキストを使って見直しておくといいでしょう。

『パソコン経理事務 中級』の試験対策用テキスト・問題集
  • 平成30年度版 コンピュータ会計 基本 テキスト
  • 平成30年度版 コンピュータ会計 基本 問題集
『パソコン給与事務』の試験対策用テキスト
  • 弥生給与 パソコン給与計算実務テキスト 第2版
『パソコン経理事務 中級』の試験対策用テキスト・問題集 	平成30年度版 コンピュータ会計 基本 テキスト 	平成30年度版 コンピュータ会計 基本 問題集 『パソコン給与事務』の試験対策用テキスト 	弥生給与 パソコン給与計算実務テキスト 第2版

実務経験がない方は、対策テキストを使って勉強しましょう。経理事務の基礎知識としては、日商簿記3級程度の知識があれば十分です。上記のテキストは弥生検定のホームページ内の試験対策用テキストのページから確認できます。

なお、「パソコン経理事務」の試験はデスクトップアプリの「弥生会計 プロフェッショナル」を使って行われます。「弥生会計 オンライン」などのクラウドアプリは、デスクトップアプリと画面やメニューが大きく異なるため、必ずデスクトップアプリで学習しましょう。

対策テキストの「コンピュータ会計 基本 テキスト」には、学習用に「弥生会計 18 プロフェッショナル体験版」が付属しており、180日間利用できます。「パソコン給与計算実務テキスト」には、体験版は付属していませんが、専用サイトへ申請することで30日間使える無料体験版をダウンロードすることができます。

また、対策テキストには、弥生製品の基本操作の説明は含まれていませんので、弥生会計や弥生給与を使ったことのない方は、「弥生チャンネル」で、使い方をマスターしましょう。

弥生検定の受験を申し込むには?

弥生検定は、コンピュータ試験(CBT=Computer Based Testing。会場に設置されたパソコンを使って受験すること)で実施され、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(以下「CBTS」とする)が管理・運営する認定テストセンターで受験します(試験会場一覧はこちら)。試験の実施日時は、会場によって異なります。予約時に表示されるようになっていますが、事前に確認したい場合は各試験会場へお問い合わせください。

受験を決めたら、CBTSのサイトから受験予約をします。このとき、初めて受験する方は、受験者登録を行ってから「受験予約」に進みます。受験予約についてはCBTS受験サポートセンターへお問い合わせください。

試験は知識問題と操作問題があり、出題も解答もコンピュータ上で行うため、筆記試験はありません。操作問題については、表示された指示に従って弥生製品でデータを入力して、その結果をもとに解答欄へ入力します。事前に試験の流れを把握しておくと、落ち着いて試験に挑めます。弥生検定の公式サイトにある「検定試験科目」のページに試験内容のイメージが掲載されているので確認してみてください。


試験が終わると、すぐに合否が表示されます。回答の分析付きなので、足りない知識を確認できるのも受験のメリットの1つです。

試験に合格すると合格証明書が発送される
合格者には「合格証明書」が後日郵送で届きます

弥生検定は、誰でも何度でも受験できるので、ぜひ「頼れる経理」になるためのスキルアップや腕試しに役立ててくださいね。

弥生検定のウェブサイトはこちら

この記事の著者

弥報編集部

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