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【Word活用術】均等割付の機能を使って見栄えのいい表作り【第14回】

2019.03.01

著者:上田 朋子

Wordでは表のひとつひとつの枠をExcelと同じように「セル」と呼びます。このセル内での均等割付は、Excelのようにカーソルをセル内におき、【均等割付ボタン】を押すだけで処理が完了します。セル幅の伸縮にあわせ、均等割付の幅も自動的に調整されるので見栄えのいい表が簡単に作成できます。

表の作成から手順を説明いたします。

《表の作成》
今回は例として、表を4行×2列で作成します(日時、会場・・・という項目名列と、具体的な内容を記載する内容列の2列です)。

「表作成」はリボンの「挿入」タブにある「表作成」ボタンをクリックします。
表作成のガイドが表示されたら、そのままマウスカーソルをガイドの□に沿って動かし(このときマウスはクリックしてなくてOK)。□が4行×2列の表になったところで、マウスをクリックします(マウスをクリックすると画面に表が作成されます)。

表が表示されたら、文字を入力します。今回は項目の均等割付が目的なので、「日付」から「お願い」までの項目名列のみの入力でも構いません。

実際の表作成での入力ポイントは、表の各列の幅は気にせずとにかく伝えたい情報を入力すること。表内の入力がおわってから列幅を整えます。

《均等割付》
文字入力が終わったら、均等割付をします。
まず均等割付をしたいところ(この表では左端列の「日付」「会場」「持ち物」「お願い」の4つのセル)を選択します。

1. マウスカーソルを表の1列目の上側に持って行くとカーソルの形が下向き矢印になります。
そこでカチャッとクリックすると、1列目のセル全体が選択できます。

2. リボンの「ホーム」タブにある「均等割付」ボタンをクリックすると、文字列が列幅に合わせて均等割付されます。

※表内の均等割付は、Excelのように範囲選択だけで完成します。

均等割付ができたら、あとはマウスを使って列幅を調整します。マウスカーソルを表の縦罫線に合わせてドラッグすると、列幅が自由に伸縮し、均等割付した文字列も列幅に合わせて自動的に調整されます。

《注意事項》
列幅を調整するときには、列の選択は解除しておくことをおすすめします(表の一部分を選択したままドラッグすると、選択部分の列幅だけが伸縮してしまうことがあり、Wordの表苦手率が急上昇してしまいます)。

この記事の著者

上田 朋子(うえだ ともこ)

株式会社システムプラザソフィア代表取締役。マイクロソフト認定トレーナーとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得講座の講師実績多数。また職業訓練校として、パソコン初心者をたった3カ月でMOS取得まで導く分かりやすい指導方法にも定評がある。弥生認定マスターインストラクター。静岡県は清水に生を受けて50有余年、清水っ子の血が騒ぐ港祭が生き甲斐。知らない土地に出掛けたら、その土地の味噌・醤油を買うのが幸せ。

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