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【Excel活用術】3か月後は何日?特定の日付を簡単に計算できる「EDATE関数」が便利【第55回】
2022.09.21
著者:上田 朋子
Excelで「3ヶ月後は何日か」を計算したことありますか?例えば、2022年3月21日の3ヶ月後って何日?という具合です。
私たちはたぶん「6月21日」って即答しますよね。これをExcelで計算したいとき、どんな計算式を組めばよいか?結構単純ですが、実は難しい話です。
具体的に説明しましょう。
例えば、「1ヶ月を30日として3ヶ月後だから今日の日付に90日を加える式」で計算したのが下の図です。
C2セルには「B2+90」という計算式、C3はC2セルをコピーしました。
なんかヘンですよね。
1/21の3ヶ月後は4/21でExcelのいうとおり。しかし、3/21の3ヶ月後は6/19ではなく6/21。ひと月の日数は月によって違うので、月を重ねるごとにどんどん誤差がでてしまいます。
そこで、Excelでは「EDATE」という関数を使って○月後の同じ日を計算することができます。
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目次
さっそくはじめましょう
計算式は「=EDATE(日付,月数)」。[月数]は○ヶ月後の月数です。3か月後の日付を知りたい場合には、「=EDATE(B2,3)」と入力します。
式が完成すると、日付が「シリアル値」と呼ばれる数字で表示されます。
これでは一目で日付がわからないので、日付形式の表示に変更します。操作は「ホーム」タブの「数値」グループにある「数値の書式」の右端▼をクリックし、表示された一覧から「短い日付形式」などを選択します。
(補足)
今回は3ヶ月後の日付を求めましたが、月数にマイナスをつけて指定すれば、過去の日付を求めることもできます。
この記事の著者
上田 朋子(うえだ ともこ)
株式会社システムプラザソフィア代表取締役。マイクロソフト認定トレーナーとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得講座の講師実績多数。また職業訓練校として、パソコン初心者をたった3カ月でMOS取得まで導く分かりやすい指導方法にも定評がある。弥生認定マスターインストラクター。静岡県は清水に生を受けて50有余年、清水っ子の血が騒ぐ港祭が生き甲斐。知らない土地に出掛けたら、その土地の味噌・醤油を買うのが幸せ。
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