- 弥生の製品・サービス
バックアップはクラウドにおまかせ!弥生のバックアップサービスで万が一に備えよう
2016.12.08
お使いの弥生製品のデータは、どこに保存していますか? 多くの方は利用しているパソコンの中だと思います。それではそのデータを定期的にでもバックアップ(別の場所に保存)している方はどれだけいるでしょうか? 多くの方が「いいえ」と答えるかもしれません。
セキュリティや事業継続の観点から、データのバックアップはとても重要です。ここでは弥生が提供しているデータバックアップサービスについて、わかりやすく解説していきます。
目次
弥生ドライブへバックアップ
弥生が提供しているデータバックアップサービスは、あんしん保守サポートに加入していれば誰でも利用可能です。一度設定すれば、次回以降は製品の終了時に自動的に弥生ドライブへバックアップデータが保存されるので、手間をかけずにデータを安全に管理できます。
弥生ドライブとは、2GBの容量を自由に利用できるクラウド上にある保存場所で、バックアップのデータだけでなく、写真や書類などを保存することもできます。また税理士さんとの共有も行えるので、税理士さんと直接会うことなくデータの受け渡しを行うこともできます。
「バックアップもデータのやりとりも、なぜクラウドを使うの?」と思われる方がいるかもしれませんが、それには訳があるのです。
<対象製品> 弥生のデスクトップアプリ(最新シリーズ)
- 弥生会計 / 弥生給与 / 弥生販売
- やよいの青色申告 / やよいの給与計算 / やよいの見積・納品・請求書 / やよいの顧客管理
<参考>弥生ドライブの概要
なぜクラウド上への保存が重要なのか?
なぜバックアップデータをクラウド上にある弥生ドライブへ保存すべきなのでしょう?
理由1:パソコンの突然の故障に備える
データを保存しておくハードディスクは、いつ壊れるかわかりません。クラウドでのバックアップサービスを提供するBackblaze社の調査によると、ハードディスクを使い続けた結果、最初の1年半ほどは年5.1%の割合で故障し、4年目までに20%以上故障するという結果が出ています。
また、ハードディスクが故障するだけではなく、Windowsが起動しなくなったり、データの一部が破損してしまったりする可能性もあります。お手持ちのパソコンだけでしかデータを保存していないと、最悪の場合、データを復旧できずに過去のデータが水の泡となってしまうことになります。
理由2:災害などの外的要因を回避する
地震や大雨による水害など、日本は自然災害の多い国です。また火災に見舞われた場合も同様に、お手持ちのパソコンが損失や消失するケースが十分あります。
たとえ、データをUSBメモリやDVDメディアなどに保存しても、実は安心できません。ハードディスク同様に破損してデータが読み取れなくなるほか、紛失や盗難により情報漏えいのリスクも高まるからです。
自社内だけでデータを保管するのではなく、インターネットを介してクラウド上にある弥生ドライブにデータを預けることで、故障や災害、情報漏えいのリスクから解放されるのです。
クラウドって本当に安心なの?
クラウド上にデータを保管するといっても、誰が管理しているかわからない場所にデータを置いておいて大丈夫なのか、という不安の声もよく聞きます。その点に関しては、弥生ドライブが安心なポイントが2つあります。
ポイント1:マイクロソフトのサービスを利用
弥生ドライブは、皆さまもお使いのWindowsを作っている日本マイクロソフト株式会社の「Microsoft Azure」というクラウドサービスを利用しています。セキュリティエンジニアの専門チームが24時間365日常に監視し、リスクを回避しています。また、毎日バックアップしているうえ、データ損失の回避やすべての通信とデータを暗号化しており、データの中身がわからないようになっています。
ポイント2:すでに多くの弥生ユーザーが安心して使っている
弥生ドライブは、これまでに20万社以上の弥生ユーザーが利用しているサービスです。クラウドサービス自体が今に始まったものでもなく、あらゆるサービスが提供されており、近年のビジネスを支えています。弥生ドライブに限らずクラウドは、もはや当たり前のサービスなのです。
一度設定すればあとは自動でバックアップ
弥生ドライブへのバックアップの方法は、まず弥生マイポータルから弥生ドライブへログインします。ログインには、弥生IDとパスワードが必要です。
参考FAQ:弥生IDを新規登録する
続いて、弥生製品の[ファイル]メニューから、[バックアップ]を選択。[データバックアップサービスを使用する]をチェック。[OK]を押せば弥生ドライブ上にバックアップを作成します。
次に自動で保存する設定をします。ここでは弥生会計の場合で説明します。
[オプション]メニューの[環境設定]をクリックし、[環境設定]画面にある[起動・終了]タブをクリック。[弥生会計終了時にバックアップファイルを作成する]にチェックを付けます。
さらに、[データバックアップサービス]タブを選択し[バックアップ完了時に、バックアップファイルを送信する]にチェックを付けて、[OK]ボタンをクリックすれば、自動的にバックアップデータが保存されます。
万が一のときのデータ復元方法
お手持ちのパソコンが故障してデータが復旧できなくなった場合には、弥生ドライブにあるバックアップデータから復元できます。
まず弥生ドライブ上からバックアップファイルをダウンロードし、ファイルメニューから[バックアップファイルの復元]を選択。バックアップファイルの選択画面が表示されるので、保存したバックアップファイルを指定します。あとは、[開く]をクリックして内容を確認後、復元を実行すれば、データが復元されます。必要に応じて復元場所の変更も行えます。
日々のバックアップの重要性は、実際にデータ消失のトラブルに遭ってみないと、なかなか気が付かされないものです。万が一に備えて災害保険をかけるのと同様に、日々の事業のデータもいざというときのための備えが不可欠! まだ設定が済んでいない事業者さまは、今すぐ弥生のバックアップサービスの設定をしておきましょう。
まとめ
- データを消失してしまってからでは手遅れ
- データのバックアップはクラウド上に任せよう
- 弥生のバックアップサービスは安心・安全なクラウド環境を提供
この記事の著者
弥報編集部
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