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無償で安全に廃棄・処分できるってほんと?パソコン無償回収サービスの裏側
2016.11.29
著者:弥報編集部
現在5,200件以上のお申し込みをいただいております大人気サービスです。
会社に長年眠っているパソコン。早めに処分したいけど、処分するにはお金もかかるし、情報漏えいも気になっていてなかなか手を付けられていない・・・そんな方は多いのではないでしょうか?弥生製品を利用されているパソコンの場合、売上明細や決算情報など会社にとって重要なデータがまだ残っている可能性が少なからずあるので、情報漏えいに関しては皆さまかなり気にかけていらっしゃるかと思います。
安全に安く手間なく処分したい方のために、今回は、弥生のあんしん保守サポートに加入されているお客さまは無償で利用いただける、「不用PC無償回収キャンペーン」についてご紹介します。
目次
そもそも法人がごみを廃棄する際に気を付けることとは
法人が事業からでるごみ(産業廃棄物)を廃棄する場合には、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)に基づき、たとえ少量でも自らで処理または、処理を委託し処理完了まで確認する法的責任があります。しかし法人が自らですべての産業廃棄物を処理することは難しいので、一般的には産業廃棄物を処理できる業者に委託することになります。
産業廃棄物を一般ごみと混ぜて廃棄する場合や不法投棄を行った場合、廃棄物処理法により罰せられる可能性がありますので、注意が必要です。
【事業者の責務】
第三条 事業者は、その事業活動に伴つて生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。
2 事業者は、その事業活動に伴つて生じた廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努めるとともに、物の製造、加工、販売等に際して、その製品、容器 等が廃棄物となつた場合における処理の困難性についてあらかじめ自ら評価し、適正な処理が困難にならないような製品、容器等の開発を行うこと、その製品、 容器等に係る廃棄物の適正な処理の方法についての情報を提供すること等により、その製品、容器等が廃棄物となつた場合においてその適正な処理が困難になる ことのないようにしなければならない。
3 事業者は、前二項に定めるもののほか、廃棄物の減量その他その適正な処理の確保等に関し国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。出典:環境省 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
法人がパソコンを廃棄する際の方法
では、パソコンを廃棄する方法はどのようなものがあるのでしょうか。法人がパソコンを廃棄する場合には、「適切な産業廃棄物を処理する業者(以下、産廃業者とする)に委託」する方法と「パソコンを製造したメーカー(以下、パソコン製造メーカーとする)に委託」する方法の2通りがあります。
「産廃業者に委託」する場合には、自身で適切な業者を選定し処理を委託。「パソコン製造のメーカーに委託」する場合は、お持ちのパソコン製造メーカーに直接回収を依頼します。産廃業者に委託する場合、メーカーが製造・販売したパソコンに限らず周辺機器に関しても処理するケースが多いですが、メーカーに回収を依頼する場合は、そのメーカーが製造・販売した製品のみが対象です。仮に、複数メーカーのパソコンや周辺機器を大量にお持ちの場合、各メーカーに個別に回収依頼する必要があるだけでなく、回収の流れや仕組みもそれぞれ異なる場合があるので、かなり手間がかかってしまう可能性が・・・。
どちらの方法でも、廃棄料金は、回収する機器・台数・回収場所などによって大きく変わってきます。各メーカーや産廃業者の配布物やホームページで紹介されていますのでご確認ください。
あんしん保守サポートに加入中なら安心・無償でパソコンを回収してもらえます
弥生では、あんしん保守サポートに加入されている方を対象に、「不用パソコン無償回収キャンペーン」を実施中。
キャンペーンにお申し込みいただければ、パソコンだけでなく付属品や電子機器類も無償でお引き取りいたします。該当住所まで佐川急便の担当者が集荷に伺うので、運搬の手間もかかりません。
無償のサービスでデータがちゃんと消去されるか心配・・・
弥生製品のデータが残ったパソコンを廃棄される場合に特に気になるのが正しく処理されているかというサービスの質だと思います。不用パソコン無償回収キャンペーンで回収されたパソコンはオリックスグループのオリックス環境株式会社で安全・安心に処理される仕組みになっています。
今回は、皆さまの代わりに弥生マルシェ編集部が廃棄物処理のプロであるオリックス環境株式会社の担当者に疑問をぶつけてみました。
Q. 無償のサービスですが、データは本当に安全に処理されているんですか?
A. もちろん安全です。
オリックス環境では独自の物流システムで、日本全国にわたりOA・IT機器類などの回収手配を行っています。回収した物件はストックヤード※に集約され、パソコン・サーバー類などの記憶媒体のあるものについてはストックヤード内のデータ消去施設でお客さまのご要望に応じたデータ消去作業を行います。処理作業は防犯カメラによりセキュリティが確保された状態で行っております。
不用パソコン無償回収キャンペーンでお客さまからお預かりしたパソコンは、ハードディスクを取り出しての物理的破壊または専用ソフトによる上書き処理を行い消去しております。データの消去には細心の注意を払って作業しておりますので安心してお任せください。別途有料【5,000円/台(税別)】ではありますが、パソコンデータ消去作業報告書の発行にも対応しておりますので、必要なお客さまはご利用ください。
※ストックヤードとは、不用物のリユース・リサイクル/回収・検品/データ消去作業を行える物流拠点です。
Q. 無償なのに儲けがあるの? 後から料金を請求されることはないですか?
A. 後から料金を請求することはありません。
オリックス環境では、お客さまからお預かりしたパソコンの状態を確認し「リユース」または「リサイクル」しております。比較的新しいパソコンの場合は「リユース」として中古販売しております。きちんとデータを消去したのちにリユース商材としておりますのでご安心ください。一方で型の古いパソコンの場合は、筺体内部の部品から金属やプラスチックなどを取り出し、外部業者に販売しております。金属としては金や銀や銅などのレアメタルなどが該当いたします。
Q. どんな人に不用パソコン無償回収キャンペーンを使ってもらいたいですか?
A. パソコン以外の不用製品をお持ちのお客さまにもご利用いただきたいです。
不用パソコン無償回収キャンペーンではパソコンと同梱いただければ、キーボードやサーバーなどの周辺機器、携帯電話、タブレット、カメラも対象としております。不用製品を社内にたくさん抱えているお客さまは、ぜひご利用ください。
以上、参考になりましたでしょうか?
不用パソコン無償回収キャンペーンへのお申し込みをご検討ください。
この記事の著者
弥報編集部
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