Excelで時間計算をしたら24時間を越える時間計算ができなくて慌てた...という経験はありませんか?
例えば下の表。
B2からB4を合計する計算式がB5に入っています。パッと暗算すると、27時間50分になるのですが、Excelは計算結果を3時間50分と表示してしまいます。これはExcelが24時間を「1日と0時間」と捉え、24時間に満たない時間だけを表示するため。
そこで「ユーザー定義書式」を使って、24時間以上の時間が表示されるように設定します。
操作手順は以下のとおり。上の表と計算式を例に説明します。
まず、時間計算をしたセル(B5)を選択した状態で、リボンの「ホーム」タブにある「数値」グループの「詳細設定」ボタンをクリックします。「詳細設定」をクリックして「セルの書式設定」ダイアログボックスの「表示形式」タブが表示されると、「分類」グループの「ユーザー定義」の時間表示形式が選択された状態になります。
「種類」の入力枠に表示されている「h:mm」が時間と分を表示する書式です。
24時間を越える時間の表示は時間表示のhを [ ] で囲めばOK。” [ “ と” ] “ は、キーボード上ではエンターキーの隣です。半角で入力してくださいね。