関数入力が必要なとき、関数のつづりの先頭 2~3文字くらいが解っていたら「数式オートコンプリート」という機能が便利です。例えば、PHONETIC(ホネティック)関数を使って、B列にA列のフリガナを表示したい場合。
1.B2セルを選択して、「 =p 」と入力。
2.表示される候補が多くて探しにくいので、もう1文字、「h」を入力。すると「PH」で始まる関数が2つに絞られる。
3.キーボードの下向き矢印を押して、PHONETICを選ぶ。あるいは、もう1文字「o」を入力して、表示される関数をPHONETICだけにしてもOK。
(どちらの方法でもPHONETICが青く反転して、関数が選択されたことになります)
4.関数が青く反転している状態で、キーボードから「TAB」キーを押して、使う関数を決定する。
5.矢印キーを使ってA2を選び、Enterキーで関数を完成させる。
(関数を閉じる末尾のカッコは自動的に追加されるので、無理して入力しなくてもOKです)
以上です。
この操作のポイントはPHONETICが反転された状態で、「TAB」キーを押すことです。
「数式オートコンプリート」はとても便利な機能ですが、関数を決定するところで「TAB」と「Enter」を押し間違えて失敗することが多いようです。TABの使い方に慣れて、数式オートコンプリートを活用してくださいね。
《おまけ》
複雑な関数の場合は、TABで関数を決定した後に「関数の引数ボックス」を表示して作業したくなります。そんな場合は、関数が確定したら「Ctrl+A」で「関数の引数ボックス」を表示します。