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【Excel活用術】計算式の入力は「+」でも始められる【第16回】

2018.05.29

著者:上田 朋子

Excelでの計算は「=」から始めますが、実は「=」の代わりに「+」を入力しても大丈夫...というお話です。
キーボードにテンキーがあれば、ぜひ使ってください。
シフトキーを使わなくても数式入力ができるので、慣れると便利で時間短縮になりますよ。

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早速はじめましょう

具体的に、下の例でE3セルに数量×単価で金額を計算したい場合は、「+」を「=」の代わりに入力し、いつもと同じように計算式を入力します。

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計算式の入力がおわったらEnterを押しておしまいです。
作成した計算式には「=」が追加され、「=+C3+D3」となりますが、計算結果にはなんの問題もありません。

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関数式も同様です。
E7にSUM関数を使ってE3からE6までの合計を計算します。
セルE7で「+S」と入力すると、「=S」と入力した時と同じように、Sで始まる関数の候補が表示されます。

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関数を選択して式を完成させると、関数式の先頭に「=」が追加され、式は「=+SUM(E3:E6)」となります。
でも計算結果にはなんの問題もありません。

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いかがですか?便利に利用できそうでしょうか?
便利とは思っても長年の習慣で、やっぱりシフトを押しながらイコールを入力するほうがしっくりくる方もいらっしゃると思います。また、計算式に余分なプラス記号が付くのはちょっと...という場合もありますね。
私自身もそのときの気分で、イコールを使ったり、プラスを使ったりとバラバラです。ただ、急いでたくさんの数式を作らなければならないときには、確かにプラスを使った方が短時間で作業が終わります。

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この記事の著者

上田 朋子(うえだ ともこ)

株式会社システムプラザソフィア代表取締役。マイクロソフト認定トレーナーとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得講座の講師実績多数。また職業訓練校として、パソコン初心者をたった3カ月でMOS取得まで導く分かりやすい指導方法にも定評がある。弥生認定マスターインストラクター。静岡県は清水に生を受けて50有余年、清水っ子の血が騒ぐ港祭が生き甲斐。知らない土地に出掛けたら、その土地の味噌・醤油を買うのが幸せ。

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