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【Excel活用術】a、b、cもカッコ付きで表示したい【第33回】
2019.08.09
著者:上田 朋子
第32回では(1)や(2)を効率良く入力するテクニックを紹介しましたが、今回はa、b、c、と入力すれば、(a)、(b)、(c)と表示できる設定方法です。
数値をカッコ付きで表示する場合は「(0)」で指定しましたが、文字列は「0」の代わりに「@」マークを使って設定します。早速始めましょう。
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目次
早速はじめましょう
1.まずはじめに数値の入っているセルを選択し、「ホームタブ」の「数値」グループにある「表示形式」ボタンをクリックします。
2.「セルの書式設定」ダイアログボックスの「表示形式」タブが表示されたら、「分類」グループの「ユーザー定義」をクリックし、「種類」枠内に表示されたユーザー定義書式から「@」を選択します。
3.種類枠内に表示されている「@」の前後にカッコをつけます。サンプル表示欄の文字がカッコ付きで表示されればOK。
ダイアログボックス内のOKボタンを押すか、エンターキーを押して設定を完了します。
設定が完了すれば、選択した範囲内の文字がカッコ付きで表示されます。
下の例のように「a-1」などの文字列でもOKです。
実は、ExcelやWordで(c)と入力すると、入力した文字列が勝手に©(コピーライト)記号に変わります。これは以前紹介したオートコレクトのなせるわざ。(e)では€(ユーロ)記号になり、(r)は®(登録商標)記号になります。
(C)が©になってイライラするより、(a)、(b)、(c)・・・と続く文字番号であれば、ユーザー定義書式を使ってスマートに入力してくださればと思います。
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この記事の著者
上田 朋子(うえだ ともこ)
株式会社システムプラザソフィア代表取締役。マイクロソフト認定トレーナーとして、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)取得講座の講師実績多数。また職業訓練校として、パソコン初心者をたった3カ月でMOS取得まで導く分かりやすい指導方法にも定評がある。弥生認定マスターインストラクター。静岡県は清水に生を受けて50有余年、清水っ子の血が騒ぐ港祭が生き甲斐。知らない土地に出掛けたら、その土地の味噌・醤油を買うのが幸せ。
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