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椅子に座ったままで簡単リフレッシュ!「チェアヨガ」ってどんなヨガ?
2019.03.26
最近ではホットヨガのブームもあり、ヨガ自体は女性を中心に一般的になっていますが、椅子に腰かけたままでできる「チェアヨガ」というのがひそかなブームとなっているのをご存知でしょうか。
オフィスで簡単に肩の周りや背中の筋肉を緩め、偏りを調整すると同時にリラックスできるため、デスクワーク主体のバックオフィス担当者にもおすすめなのだとか。今回はヨガインストラクターの大田南(おおた・みなみ)さんに「チェアヨガ」について教えていただきました。
目次
「チェアヨガ」は手軽にできる上半身だけのヨガ
本日はオフィスでできるヨガを教えていただけるということですが、大田さんご自身もバックオフィス担当者でいらしたそうですね。
大田南さん(以下、大田):はい、会社員として忙しく働く中で体調管理に悩んでいて、ヨガに出会いました。現在はインストラクターとしてヨガを教えていますが、自分の経験を土台にしているのでオフィスでできるヨガも得意です。
ヨガというと床でやるものというイメージがありますが、チェアヨガとは?
大田:「チェアヨガ」とは、座ったままで誰でも簡単に体の偏りを解消できるようにアレンジしたヨガです。座った状態でできるようにアレンジしたヨガのポーズで体のバランスを調整します。呼吸に合わせて動くことで呼吸を深めることができ、体をリラックスさせて頭をスッキリさせることができます。
昔からあるものですか?
大田:はい。上半身だけのヨガなので、車椅子を使っている方や高齢で脚の弱い方でもできるヨガとして様々な場所で活用されていますよ。
肩周りの筋肉をほぐす「鷲のポーズ」と「牛の顔のポーズ」
具体的なポーズを教えていただけますか?
大田:2つご紹介しますね。最初は「鷲のポーズ」です。
1.椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばします。足は肩幅くらいに開き足の裏をしっかり床につけます。右腕を前に伸ばし、手の平を内側に向けて肘から上に直角に曲げます。
2.左腕を伸ばして、手の平を下に向け、右肘の下に通します。
3.左腕を肘から上に曲げ、右腕に巻き付けるようにします。右手と左手の甲をつけるか、さらに巻きつけて手の平を合わせます。
この状態のままで息を吸いながら両腕を上げて息を吐きながら両腕を下げる動きを3~5回ほど繰り返します。次に両腕を組んだまま、3~5回呼吸します。さらに、肘から上を顔から遠ざけるように前に倒すとより伸びを感じられます。
左右の腕を入れ替えて、同じことを繰り返します。
大田:2つめは「牛の顔のポーズ」です。
1.椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばします。足は肩幅程度に開きます。
2.右腕を真っすぐに上にあげ、肘を背中側に曲げます。左腕は手の平を上に向けて斜め後ろに伸ばします。
3.左腕を下から背中にぐるっと回して指先を右手の指と組み合わせます。届かない時はタオルやハンカチを使ってください。この状態で3~5回呼吸します。
大田:どちらのポーズも、形にこだわり過ぎず、気持ちよく呼吸することを優先して行ってくださいね。
チェアヨガで身体も気持ちも整えてリフレッシュ
筋肉を伸ばすだけでなく、深く呼吸するヨガ。今回の取材でうかがったワークショップの場所では、賑やかなカフェの中でも穏やかで静謐な時間が流れていました。
オフィスの椅子に腰かけたまま、上半身だけでできる「チェアヨガ」は、動きが静かなので周りを気にせずにできるのもポイント。身体だけでなく気持ちを整えるためにも、仕事時間の中に取り入れてみませんか?
この記事の著者
弥報編集部
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この記事の監修者
大田 南 さん(ヨガインストラクター)
2018年2月に出産。会社員として忙しく働く中で体調管理に悩みヨガに出会う。様々なヨガを経験した後、アシュタンガヨガをはじめて1ヶ月で5kg減量し、長年悩まされた肩こりも解消。2016年7月 TOKYOYOGA YOGA BODY 全米ヨガアライアンスRYT200 修了。ヨガスタジオやプライベートレッスンでハタヨガ、アシュタンガヨガ、リストラティブヨガを指導。チェアヨガを含め運動が苦手な方向けのヨガ指導を得意とする。
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