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【読者特典あり】オリックス自動車のカーシェアサービスに水素自動車「MIRAI」が登場!
2020.03.16
水素自動車「MIRAI」が、オリックスカーシェアのラインナップに加わりました。ガソリンを使わないのでCO2の排出はゼロ。環境にやさしい車です。
オリックスカーシェアでは、東京都とともに「MIRAI」のキャンペーンを実施中。2021年3月31日までお得な料金で水素自動車を体験できます。今回はオリックス自動車の中尾修久さん・結城今日子さん・塩冶義嗣さんに「MIRAI」のことや、カーシェア導入による社用車のコストダウンについてうかがいました。
また現在、弥報Online読者限定のキャンペーンも実施中! よりお得にオリックスカーシェアをご利用いただけます。詳細は記事の最終章をご確認ください。
※こちらの記事は2020年6月2日更新しました。
目次
CO2の排出ゼロ!水素で走る「MIRAI」ってどんな車?
「トヨタ MIRAI」は世界初の量産型水素自動車(FCV)だそうですが、水素自動車とはどういう車ですか?
中尾:水素を燃料とし、水素と酸素の化学反応で発電して、その電気を動力として動く車です。走行中はCO2を出さないためとてもクリーンです。
排出するのは化学反応の際にできた水のみで、環境への影響はありません。アイドリングもなく、乗り味は電気自動車(EV)と似た印象ですね。
水を排水する方法として自動排水と手動排水があるそうですが、どのように使い分けるのでしょうか。
中尾:基本的には自動排水で問題ないのですが、立体駐車場などで床が格子状になっていたりすることがありますよね。そういった場所ですと階下に水が垂れてしまいますから、入場前に手動で排水しておくとよいと思います。
水素を満タンに充填した場合、どれくらい走行できますか?
結城:走り方やエアコンの使い方によってかなり変わりますが、渋滞のない高速道路のような状況だと400kmから450kmは走ると思います。日帰りドライブや小旅行なら、途中の充填なしでも問題ないでしょう。
なお充填にかかる時間は、空からでも3分程度でとてもスピーディーです。法規上(2020年2月現在)、ご自身で水素を充填することはできないため、各地域にある水素ステーションで店舗の方が作業を行います。
「水素は危険」というイメージを持つ人も多いようですが、安全面は?
中尾:「水素は燃えやすいから怖い」という方は確かに多いです。しかし、水素はとても軽いので、たとえ漏れたとしてもどんどん上がっていき、溜まって火が着くような状況にはなりにくいと考えられています。
また、都市ガスで使われているメタンガスやブタンガスなどと比較しても、燃料としては熱量が低いです。
そもそも炎上などのリスクは少ないということですね。
中尾:そうですね。ガソリンと比べて、より危険という印象もないですね。ただし、ガソリンやガスと違ってにおいがないので、漏れたときにわかりにくいという点には注意が必要です。そこで、安全対策としてセンサーの設置が義務付けられています。
「MIRAI」の場合も、センサーが反応したら即座にメインのバルブを閉じるため、それ以上漏れ続けることはありません。
24時間・対面なしで利用OK!オリックスカーシェアの使い方
オリックスカーシェアを利用する際の流れを教えてください。
中尾:まず、PCやスマホアプリなどから希望のステーションや車両タイプ・車種を選んで予約します。なお、ドコモ利用者の方でなくても使える「dカーシェア」からも予約可能です。
その後、予約したオリックスカーシェアのステーションに向かい、カードリーダーにICカードをかざして開錠してください。返車時間までに出発したステーションに車を戻します。
料金はいくらですか?また、どのように支払えばよいでしょうか。
中尾:料金プランは個人向け・法人向けに分かれており、さらに個人向けのプランは月額基本料の有無によって「個人Aプラン」「個人Bプラン」、学生の方が対象となる「学生プラン」の3種類から選べます。
利用料金は、例えばMIRAIの法人プランはスタンダードクラスの車種で6時間パック2,800円、24時間パック5,400円となります。料金プランや車種・時間によって異なるので、詳しくは「【公式】オリックスカーシェア | 燃料電池車「MIRAI」キャンペーン」をご確認ください。
精算は月末締めで、個人の方はクレジット払いのみとなります。法人の場合はクレジット(コーポレートカード)のほか、口座振替も可能です。精算はこちらも月末締めで、引き落とし日は翌月20日に設定されています。
利用できる車種にはどのようなものがありますか?
中尾:コンパクトカー・セダン・ミニバン・SUVなどさまざまですが、地域によってラインナップが少々異なります。首都圏には「MIRAI」やEVの「リーフ」を配備していたり、寒冷地には4WDが多いといった違いです。
また寒冷地だと、冬季はスタッドレスタイヤを完全装備しています。他の地域ではステーションによって状況が異なるので、スタッドレス車をご希望の場合は、予約時にスタッドレス車を指定して検索してください。
オリックスカーシェアは2002年に他社に先駆けて事業を始めて以来、エリアをどんどん拡大させてきました。2020年2月現在、全国に約1,900拠点のステーションを展開しています。2020年中には全都道府県にステーションを設置する予定です。
カーシェアとレンタカーの違いはどこでしょうか?
中尾:カーシェアは「24時間対応」「対面接客なし」「ガソリン満タン返し不要」という点が大きな違いでしょうか。
一方でレンタカーのように乗り捨てができず、ステーションに戻していただく必要があります。
結城:ガソリン車は基本的に「ガソリン満タン返しは不要」ですが、返却時に残量が3分の1を切っている場合は補充していただいています。給油にご協力いただいた場合は、ささやかですが15分相当の料金を割り引きます。
その際、ガソリンの給油は専用カードを使って行うため、料金を立て替えていただくことはありません。ただし「MIRAI」に関しては、専用カードの使えない水素ステーションも多くあるので、立て替えていただくこともあります。
水素の充填を行った際はオリックスカーシェアにお電話ください。その後、領収書の台紙と返信用封筒をお送りします。返金の締め日は毎月15日と末日になっていますので、例えば15日までに領収書を送っていただければ、末日にお支払いします。
社用車からカーシェアへ。移行する企業が増加中
オリックスカーシェアの法人利用を申し込むには?
塩冶:WEBまたは郵送で入会手続きが可能です。郵送の場合は、登記情報と利用する方全員の免許証コピーなどを送っていただきます。
現在どれくらいの企業が利用しているのでしょうか?
塩冶:だいたい12,000社くらいです。オリックスレンタカーと合わせると約30,000社にもなりますから、「社用車はレンタルでいい」という企業が増えてきていると感じます。
法人利用のメリットを教えてください。
塩冶:社用車やタクシー料金のコスト削減が可能です。「【公式】オリックスカーシェア | 法人のご利用 | 導入事例」でもご紹介していますが、カーシェアを導入することで社用車やリース車両、タクシーの利用を減らせたという導入事例が数多くあります。社用車の保有をやめて、レンタカー・カーシェアに完全移行したというケースも増えてきました。
また、繁忙期や出張時のみ利用するといった柔軟な使い方もできます。車内では電話や若干の作業もできるので「ちょっとしたサテライトオフィスのように使えて便利」という声もありますよ。
中尾:遠距離の移動の際に途中まで新幹線を使って、そこから先はカーシェアというような使い方をしている企業もあります。公共交通機関とカーシェアの組み合わせですね。遠い場所だと、最初から最後まで社用車で移動するというのは大変ですから。
塩冶:レンタカーとの比較でいうと、カーシェアは予約が済んでいればすぐ出発できるのもメリットだと思います。例えば、主要な駅や空港からアポイント先に向かうときに、観光客の方たちと一緒にレンタカーの列に並んで待つと、時間をロスしてしまいますよね。カーシェアならそのようなことはありません。
結城:後は商談が長引いたり先方が遅刻したりすると、返車時間に間に合わないこともあるので。そのかわりダラダラと話をすることがなくなってよかった、という感想もお聞きしていますが(笑)。
カーシェアで、さまざまな社会問題を解決
社用車をカーシェアに移行したい場合、相談に乗っていただけたりはするのでしょうか。
塩冶:はい。ちなみにオリックスグループの一部拠点では社用車を撤廃してカーシェアに移行したのですが、この事例をモデルとして移行を目指す企業が増えています。
社用車のコストというのは車そのものだけではありません。たくさんの社用車を持っている会社の場合、車や駐車場を管理する人が必要になってくるわけです。その業務は膨大でとても大変です。働き方改革が叫ばれる中、はたして総務や事務の方にそれを押し付けたままでよいのかと。
このように、今までは見逃されてきた「管理者」のコストにも関心が高まりつつあります。それが東京中心に加速してきているので、いずれ全国的に広がっていくでしょう。
カーシェアで解決できるのは車のコストダウンだけではないと?
結城:沖縄では混雑緩和のために、県と一体でモノレールの主要な駅にカーシェアを置く取り組みを始めました。
またバスの路線が減り、それにともなって出張に来る人もいなくなったような地域では、ビジネスパーソンを呼び込みたいということで自治体から問い合わせが来たりもします。
中尾:バスが減便されたりすると、高齢者の方の生活の足がなくなってしまう。そういったエリアでもカーシェアの活用が期待されているなと感じていますね。
シェアリングビジネスが急成長する中、カーシェアにも注目が集まっているのですね。
中尾:僕はカーシェアに20年ほど携わっていますが、当初は「車を借りて使う」なんてサービスは普及しないんじゃないかと思っていたのです。でも、世の中はかなり変わりました。モノを所有しない、みんなで使うという「シェア」の考え方が定着してきたなという気がしています。
オリックスカーシェアには約1,900拠点のステーションがあるのですが、日本全国に自由に使える車があって、そのときに適したものを選んで使えるというのは、本当に便利だと実感していますよ。こちらが想像できなかったような使い方をされている方もいますし。
結城:マイカーを持っていても利用する方も多いです。帰りが遅くなったとき、タクシー代わりに使うとか。
中尾:終電がなくなってしまい、利用されている方もいらっしゃるようです。オリックスカーシェアの夜間プランは非常に安いので。さまざまなシーンで自由にカーシェアを使っていただきたいですね。
いかがだったでしょうか。コスト削減だけでなく、その他事務手数料が不要。さらにレンタカーなどよりも使い勝手がいいカーシェア。一度気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事や申込等ご不明点がある場合には、オリックスカーシェアにご連絡ください。
この記事の著者
弥報編集部
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