Officeでは画面表示の拡大・縮小は、画面右下の「ズームスライダー」で行うのが一般的。
また、倍率表示の数字部分をクリックするとズームウィンドウが表示されて、表示倍率を細かく設定できるので、こちらを使っているかたも多いと思います。このズームウィンドウでは、倍率表示の後ろに表示されている( )内の数値や文字を入力して「Enter」すると、マウスで指定倍率をクリックしなくても倍率が変更できます。
特にExcelでは、範囲を囲ってからこのズームウィンドウで「選択範囲のズーム」を選択すれば、範囲選択した場所を画面の大きさに合わせて拡大・縮小してくれます。
また、この「指定範囲をズーム」機能は、リボンの「表示」タブ内にある「選択範囲に合わせて拡大/縮小」でも実現可能です。と、たかが表示の拡大/縮小機能ひとつでも、さまざまな操作があります。
そこでもうひとつ。マウスの真ん中に付いているスクロールボタンを使った拡大・縮小の方法のご紹介!
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早速はじめましょう
スクロールボタンをそのままクルクルッと回せば、画面が上下にスクロールしますが、Ctrlキーを押さえてからクルッと回すと、画面表示が拡大されたり縮小されたりします。
自分の側に回せば文字が小さくなり(ズーム倍率が低くなる)、逆に回せば文字が大きく表示(ズーム倍率が高くなる)される「コントールクルクル」です。
Ctrlキーを押してから、どちらかに回せば大きさが変わるのですが、私は逆に回してイラッとなるのがイヤで、「自分の側に回すと、字が(自が)謙虚に小さくなる」と覚えました。
「コントロールクルクル」のいいところは、マウスカーソルをズームスライダーに近づけなくても拡大縮小ができるところです。そんなに手間じゃない...と言われることも多いですが、忙しく仕事をするときって、結構マウス操作にイライラするのですが、私だけでしょうか?