Excelは複数のセルを範囲選択するだけで、画面下方に集計結果を表示できます。そう、関数なんか全く必要ありません(でも、瞬間芸です)。
この自動計算機能は、「オートカルク」といいます。結構使い勝手のよい機能なので覚えておきましょう。
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早速はじめましょう
1つのセルだけ選んでいるときには表示されませんが、複数のセルを範囲選択すると、自動的に合計や平均、選択しているセルのデータ個数などが表示されます。
この自動計算結果が表示されるエリアをステータスバーというのですが、ここを右クリックすると、「ステータスバーの設定」という機能が表示されます。ここで、表示したい計算を指定します。
✓がついているものは、既に表示されているものです。下の画面では、既に「平均」「データの個数」「合計」が表示されるようになっています。
この設定画面、オートカルク以外の箇所にもいくつかの✓がついています。「表示されていればたぶん便利」な機能は最初から✓があり、個人差があるという機能はついていません。ということで、使う人の好みでいろいろに切り替えをして使うことになります。
例えば、ステータスバー設定の一番下に表示される「ズーム」の✓を外すと、画面の表示倍率は非表示になります。
たしかに、表示倍率をスライダーで変更できれば、現在の表示倍率は、作業効率にはあんまり関係ないのかもしれません(でも私は表示しますが)。
《最後にひとこと》
いろいろ設定変更をするときには、どの✓を変更するのか覚えておいてくださいね。「元に戻す」機能は使えませんから。
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